古都
川端 康成 (著) (新潮文庫)
京都の四季の移ろいと共に京の行事を描いた、双子姉妹の物語。
双子に生まれながらも生い立ちが異なる千重子と苗子。かたや京呉服問屋の娘、かたや北山杉の村の娘。二十歳になった二人は偶然に出会い、双子であることを知る。
老舗呉服問屋、舞妓、葵祭り。古都の情緒・美しい光景と四季。「京都」のもつキーワードを、美しい日本語に綴り、登場人物の心情をいまにも壊れそうな繊細なタッチで表現できる作家は著者以外には考えられない。
川端康成の作品は、日本語の美しさそのもの。
日本語を母国語とする国に生まれて本当によかったと改めて感じさせてくれる1冊です。
「割烹」を日本に生み出した店 浜作
高級料理はお座敷でいただくものというのが通例だった頃、新鮮な材料と料理の技を目前で披露し、提供する「割烹」を生み出したのが京都祇園の老舗 板前割烹京料理店 「京ぎをん浜作」。
皇室を初め、英国チャールズ皇太子や、喜劇王チャップリン、川端康成や谷崎潤一郎などそうそうたる顔ぶれがその確かな味を裏付けています。
かの魯山人をして「うまいものを食うなら浜作へ行け」と言わしめたほど。
ここまで聞くと、お店に行くのも二の足を踏んでしまうのですが、もちろん、老舗割烹の味をお取り寄せできます。
▼養老昆布(通年販売)
塩分控え目の京風の味つけを川端康成が大変好み、富貴長命の意を込めて「養老昆布(よろこぶ)」と命名したそうです。
商品名:養老昆布(よろこぶ)
容量:<小>300グラム <大>600グラム
価格
<小>2,625円(税込)
<大>5,250円(税込)
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