広告代理店勤務のアートディレクター、働くママ「A」さん。車の広告を女性的視点で表現するとき、最近は中2の娘に意見を聞いているという彼女のPlay list。
テーマは、「Tribute・トリビュート」
なんとなくわかっていても、その違いを改めて説明しようとするとうまくいえないものに「トリビュートアルバム」と「カバーアルバム」があります。どちらも人の曲を自分なりにアレンジして歌っているので、同義語かなと思っていました。
はてなダイアリーによると、
ミュージシャンが、先人の作品に尊敬の念を示し、同じ、あるいはアレンジを変えた曲を演奏、録音したものが「トリビュートアルバム」。
「カバー」との差異は、ひとえに「尊敬の念」が示されているかどうかであり、非常に曖昧。と、あります。えっ、尊敬していたらトリビュート、そうでないならカバー。でも曖昧?
結局どうなのよ、とい感じですね。
でも、トリビュートされた歌が、もと歌よりいい感じに仕上がっているものもわりとあるんですよね。、今回、そんな尊敬の念が込められたトリビュートミュージックを紹介します。
ヴォーカリスト
1. 異邦人 / 徳永英明 4:41
80年代にヒットした久保田早紀の「異邦人」。ちょっとジャズテイストにアレンジ。夜の匂いがして気に入っています。
2. 時代 / 徳永英明 4:35
中島みゆきが歌っていると、どうしてもちょっとフォークっぽく聞こえるものを、ナイトクラブ風にアレンジ。オトナの雰囲気です。
3. あなた / 徳永英明 5:35
大好でした。小坂あきこの「あなた」。徳永英明のしゃがれた声で歌うと、違う歌のようで、すてきです。
ZERO album〜歌姫2
4. 色彩のブルース / 中森明菜 4:53
この歌、知りませんでした。いろんな人が歌っているみたいですが、
中森明菜が歌うと、なんか失恋して酒浸りになっていた頃の明菜が、絵に描いたようにあたまの中でONAIRされます。すごい。イチオシ。
歌姫
5. 魔法の鏡 / 中森明菜 3:59
調べてみると、作詞作曲 荒井由実になっていました。知らなかった。
ボサノバ調のリスムが聞きやすく、失恋の歌なのに、悲しくありません。
6. 別れの予感 / 中森明菜 4:30
聴いたことがあるのに、誰が歌っていたか思い出せない。ネットで調べると、テレサ・テンでした。納得。かわいくて、一途で、尽くすタイプの女性観。きっと男性はこんな女性に惹かれるんでしょうね。でも現実、そんな女はいません。見たことない。
7. アデュー / 中森明菜 4:02
「飛んでイスタンブール」の庄野真代の曲。学生時代の淡い想い出の曲です。初恋、告白、失恋。すっかり、想い出の中です。
8. シングル・アゲイン / 中森明菜 4:03
竹内まりやが歌うと、あきらめがつくのに、中森明菜が歌うと、あとをひきます。あら不思議。
9. ハリウッド・スキャンダル / 中森明菜 4:06
ここまでの8曲を運転中に聴いていると、ぬかるみから抜けられなくなりそうなので、この辺で、「郷ひろみ」をはさんでみました。
10. 思秋期 / 中森明菜 4:53
岩崎宏美が歌うと、青春の美しい1ページなんですが、明菜だと、たいへんだったね、でも、これからはきっと良いことがあるよと励ましたくなります。
11. 秋桜 / 中森明菜 3:53
これまでは、元歌「さわやか」明菜「どろどろ」の構図だったけど、「秋桜」に関しては、逆転。明菜のほうがさらっとしてる。山口百恵は、偉大です。
12. 二人だけ / Le Couple 4:14
知ってますか。この曲。私の兄が、中学生の頃、毎日かけていたので、じっかり覚えていました。そんな環境じゃないと、知らない曲です。いい歌なんですけどね。歌はキャロル。歌っているのは矢沢永吉。えいちゃんです。ル・クプルが歌うと、不良の匂いが消えて、完全ラブソングです。
13. 瑠璃色の地球 / 中森明菜 4:20
この曲、入れるかどうか迷ったんです。歌のうまさ、世界観を歌うことでいえば、松田聖子のほうが上手い。でも、聖子ちゃんの「瑠璃色の地球」は何百回も聴いているので、たまにはいかっ。で、入れました。
14. 異邦人 / 中森明菜 3:28
1曲目の徳永英明が、ジャズバージョンにアレンジしているのに対し、こちらは、オリジナルに忠実なアレンジと歌い方。聞き比べるためにPLAYLIST入り。
アデュー、いいですね。
なつかしい!
投稿情報: mayo | 2006年10 月30日 (月) 23:38