★旅の流儀。観音寺 司のビバ!イタリア!1
旅には、人それぞれの流儀(スタイル)がある。
全てを自分で手配して旅を組立てる「プランナー派」。
クレジットカードの上級メンバー専用デスクに手配させる「セレブ派」。
そして、パッケージツアーで気楽に連れて行ってもらう「おまかせ派」。
人それぞれ、楽しみ方いろいろ。
結局、他人はどうかじゃなくて、「自分はどう楽しみたいか」をはっきり持ってさえいれば、どんなスタイルだろうが、その旅を満喫することができる。
ここでご紹介するのは、全てを自分で手配して旅をくみ立てる「プランナータイプ」の旅。
しかも、予算はパッケージ並、ゴージャス感は「セレブ型」の雰囲気を味わいたいという、おいしいとこ取りプラン。
そんな夢のような旅行を実現させるには、何をどうしたらいのか、これからご紹介していきます。旅のお供は、楽園を求めて世界中を旅するパーペチュアルトラベラー「観音寺 司」です。どうぞ、よろしく。
憧れのイタリア行き。
今回のイタリア行きに課したテーマは「イタリア」というスタイルを楽しむこと。
表キーワードは、「お洒落、グルメ、ゴージャス」。裏キーワードは、「アウトレット、 下町グルメ、チープでも楽しい」。
そのために必要なアイテムは
1 JALのビジネスクラス。
2 買いものを楽しめるだけの資金。
3 簡単なイタリア語会話の習得。
この3つの条件が揃って、始めてイタリアへのパスポートを手に入れることになると、自分に言い聞かせることから、旅は始まった。
思い立って2年。夢を膨らませるにはちょうど良い時間が過ぎていた。
1 JALのビジネスクラスで行く。
普通運賃だと一人100万円弱、ビジネスWebセイバーでも70万円以上の金額になるビジネスクラス×3人分。これを裏技で実現させた。
JALカードを作り、生活費のほとんどをJALカードで支払うことで、ショッピングマイルを獲得。もちろん、100円で1マイル貯まる「ショッピングマイル・プレミアム」に加入したり、他店とわずかな金額の差なら、JALマイル加盟店の店を選んだり、スーパーでのお買い物、お中元、お歳暮、ピザの宅配、タクシー乗車、そして究極は住宅ローンまでポイントが多く加算されるものを選んだ。
そして、月1回の出張で貯まる搭乗マイルと年に数回のキャンペーンマイルをあわせた2年間の合計が、28万マイル。家族3人でビジネスクラス搭乗に必要なのが255,000マイル。
目標達成!千里の道も一歩から。
いや、「ローマ行きは1日にしてならず」かな。
一般的に販売される航空券と違い、特典航空券で予約できる座席数には制限がある。しかも、いまや猫も杓子もマイラー時代。予約が可能になる解禁日には電話やネットは、なかなか繋がらない。ようやく繋がったと思ったら、そこから延々保留音。ネットはページ表示が極端に遅い。そしてオペレーターと話しが出来たときには、すでに希望日は満席。ハイシーズンの人気路線は、こんな状態で予約を入れるのも、簡単にはいかない。
イタリアへ行くのは夏休み。約11ヶ月前の解禁日に照準を合わせて、スタンバイした。10時ジャストに電話をかけたが、すでに話し中。二台の電話で、JALグローバルクラブ会員専用デスクと、一般受け付けデスク両方に、リダイヤルを繰り返すこと30分。
なぜか二つの電話番号がほぼ同時に繋がった。これって番号は違うけど、同じところにつながってるの??
そして、「順番におつなぎします。しばらくおまちください」の音声。ここからがまた、長い。電話をオンフック状態にして、仕事をしながら、順番を待つ。そして、11時過ぎ、「たいへんお待たせいたしました。JALグローバルクラブ会員専用デスクです」の声。
会員番号、行き先、日にちを伝える。必要事項は事前に調べてすべてメモ書きしていた。この時点でフライトスケジュールなんか聞いていたら、その間に誰かに席を取られてしまうかもしれない。1分1秒を競う戦いなのだ。そして、一般的な企業の夏休みより、前倒しのスケジュールを組んでおいた。
予想通り、座席は空いていた。
しかし、「3名分のビジネスクラスのご予約は即答できない。あらためてお返事いたします」とのこと。この便がアリタリアとの共同運航便で、JALが自由に裁量できる座席が限られているためか?
こちらではどうしようもないので、この日のためにマイルを貯めて準備してきたことを丁寧に伝えて、電話を切った。
あとは運を天に任せるのみ。イタリアの神様、JALの責任者様、どうかよろしく。
そして翌日、OKの電話。
「観音寺様、お申込の日付でお席がご用意できます」
「お座席のご希望はございますか」
「最前列をお願いします。」
「では1A,1C 2Cのお座席でご予約承りました」
通路を挟んだ右側はアリタリアの枠のようで JALでは予約が入らないような返事だった。
最前列にこだわる小市民な自分。前に人が座っていない、ビジネスシートのピッチ以上に足元が広い、そして、食事が最初に出てくる。なんとなく1番は気分がいい。まあ、2席分しか取れなければ仕方がない。その替わりということでもないが、隣の2Aはブロックしてくれた。
(▼JAL 国際線>都市・観光情報>ミラノ情報ページ)
ローマ in ミラノ outの往復座席が確保できた。
ミッション1 完了。
出発は翌年の8月。それまでに、2年前から続けているイタリア語会話に磨きをかけ、こつこつ貯めてきた軍資金を上積みして、準備完了。
次は、現地での移動手段と観光ルートの選定、そしてホテルの予約だ。
小さな達成感で、その日は、イタリアワイン「キャンティ」を1本、空けた。
→→流儀を楽しむ旅は続く。
わたしもショッピングマイルで、海外旅行してます。( ̄ー+ ̄)キラーン
でも、まだイタリアにはいったことがありません。(´Д⊂グスン
早くいきたいなぁ
ファイトォ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*!!!☆
投稿情報: 陸舞ラー2号 | 2007年6 月19日 (火) 14:24