画像:Kabutomushi-JapaneseBeetle-July2004.jpg 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こどもたちのなつやすみ。
おとうさんのなつやすみ
普段、自宅と会社の往復だけで疲れ気味のおとうさんも、この時ばかりは、子供達を従え森の中を歩いていく。
くぬぎの木の見分け方。高い木の枝につかまるカブトムシの捕まえ方。
魚捕りや虫捕りが大好きおとうさんにとって、なつやすみは、子供に尊敬されるチャンスでもあるわけです。
そこで、おとうさんは少年時代の記憶を手繰り寄せて、カブトムシ大捕獲作戦を立てたのでした。
記憶の彼方のカブトムシ。
まず、子供の頃、直感的にやっていたカブトムシの捕獲を論理立てて整理してみました。
(1)カブトムシが集まる木を探す。
カブトムシは樹液を好むので樹液を出している木を探せばカブトムシを見つけやすい。
7月前半は河川敷の柳の木に、8月はナラの木・クヌギの木へで多く見つけた。
夜がつかまえやすい。8月中旬になると昼間もたくさんいた。
・クヌギの木
画像:Kunugi juhi.JPG 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒っぽく木の表面はゴツゴツして、枝は太く、葉は緑が濃く厚いので、森の中でも比較的見つけやすい木。
近畿地方のクヌギの木の写真が掲載されているサイトを見つけました。
http://homepage3.nifty.com/sanzenri/kunugi-kinki.htm
樹液にはスズメバチもたくさん集まっていた。すすめばちがいるということは、カブトムシが好む樹液がある目印。
ん~。記憶だけでは、なんか物足りない。現場へ行けばなんとかなるのだろうが、大人になった自分が息子に説明するには
もうすこし知識をつめこんでおきたい。
カブトムシ採集の専門的なサイトを検索した。
あります。虫博士たちの詳しいサイトが。
そのなかでも、判りやすいものをピックアップしてみました。
雑木林の樹液探検入門
http://www.insects.jp/konguidejyueki.htm
カブトムシ・クワガタムシ採集マニュアル
http://homepage2.nifty.com/kabutokuwagata-yh/saishumanual.htm
子供の頃は、山へ行っては捕まえることしか考えていなかったけど、大人は違いますね。
わなを仕掛けおびき寄せるんですね。また虫の習性を利用した捕まえ方もありました。
画像:NokogiriKuwagata.jpg 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(2)外灯の下、または光の周辺にトラップをしかける。
カブトムシは明かりに集まる性質を持っています。
真夜中に外灯の下を探せば、カブトムシがいることもあります。
カブトムシは水銀灯のような、紫外線の多い明かりを好みます。
なるべく白っぽい強烈な明かりの下を探してください。
自販機にあつまることもあります。しかし虫の好む光を出さないように加工されているものもあるそうです。
蛍光灯ランタンの前に 白い布を張り、その下に傷んだバナナ、傷んだメロンやモモを置く。
お酢をブレンドしたり、黒糖をまぜたり独自のブレンドでたくさんの虫を集める人もいます。
夕方に仕掛けて夜9時頃見に行くか、翌朝に見に行くと集まっているかも。
自分が小さい頃は、田舎へ行くと夜、開けっ放しなので、勝手にカブトムシやコガネムシが家の中に飛んできた記憶があります。
今はエアコンかけて閉め切っているから、そんな出会いもありませんね。
最後に。最近の昆虫採集のマナーの悪さに苦言を呈するサイトがありました。
自然環境へのダメージを考え、ひとりよがりな捕虫にならないように親が心がけ子供にと伝えたいものです。
嗚呼、勘違い採集
http://homepage2.nifty.com/kabutokuwagata-yh/kanchigai.htm
最近は旅行会社やホテルの企画プランも充実しています。
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【夜の生き物探検】
カブト虫やクワガタに会えるかな?
●期間/7月21日〜9月1日
●毎日21:00クラブハウス「パピヨン」集合 約1時間(予約制)
うちではカブトムシが勝手に繁殖して
毎年、庭から数十匹、顔を出すようになりました。
もう子供は見向きもしません。
投稿情報: むしきんぐ | 2007年8 月20日 (月) 10:11