永遠の少女たちを魅了し続ける、憧れバレリーナの世界!
ディオン『バレリーナの休息』油彩画 F6号
女の子なら誰でも一度は「バレリーナになりたい」と思ったことがあるはず。真っ白なレオタード、トウシューズを履いて踊る姿を夢見ていた少女は、大人になった今も忘れることのできない永遠の憧れとして、じぶんの中に生き続けています。
最近、そんな女性たちが、もう一度あこがれのバレエに挑戦しているはなしをよく耳にするようになりました。
バレリーナへの第一歩
「大人になってからバレエを始めるなんて」
「クラシックバレエは小さい頃から始めないと出来ないもの」なんて思いこんでいませんか。
「ずっとやりたかったんだけど敷居が高くて」
「やってみたい気はするけど、私、体かたいのよねぇ」
と、自分で駄目出ししてあきらめてしまっているあなた。
「小学生の時にやってたんだけど、やめちゃって・・・」
「習っていたけど、レベルが高すぎてついていけなった」
というリベンジ組も。
バレエは年齢を問わず楽しめる芸術。大人の未経験・初心者の向けバレエ教室がいま、人気です。まったく初めてのひと、昔習っていたけど、基礎から勉強し直したいひと、トウシューズを履いてみたい!淡い夢を見続けるとひとまで、自分にあったクラスをセレクトできるように、楽しく続けられるレッスンプログラムが注目されています。
■『リトルダンサー』この映画に影響されたひとも・・・。:ポスター(右上)
「レッスンといっても心配しないで、だいじょうぶ。いきなりトウシューズを履いたりはしませんから」(談)
ストレッチ、バーレッスン、センターレッスンを中心に1年ほどで基礎的な動きを身につけ、2年目位からポワント(トウシューズ)の練習をはじめられるよう体をつくりあげていくそうです。これなら、安心して取り組めそうですね。
「踊るのが好き」なら大丈夫。“バレリーナへの挑戦”
大人になっても夢にチャレンジする第一歩として、健康的な引き締まった体を作る。そして、バレエ独特の優美さ、テクニックに裏付けされた立ち居振る舞いを身につける。ゴールは、もちろんバレリーナとして舞台に立つこと。
ひとりひとりの個性をより美しく、その人らしく輝かせることができるように夢に向かって汗を流すって気持ちいいですよね。
自分自身の可能性を発見し「身体による高度な表現」が身に付いていく心地よさを味わうなんて、日常生活では、なかなかないもの。身体と心と語り合うことで、さらに女性としての魅力が深まることでしょう。
一方で、舞台に立つより健康的な引き締まった体作りに専念したいとレッスンに励む方もいらっしゃいます。太もも・お尻・二の腕等の部分痩せに、効果的なクラシックバレエは、美容はもちろん、健康にも優れたエクササイズです。
楽しく踊り体の使い方を知ることで、自分の体と向き合うことができ、体の内側と外側、両方を美しく変身させます。
スタジオという鏡張りの独特な空間で、身体も心も思いきり解放して、より素敵な自分を再発見してください。
レッスンを始めるにあたって、必要な3点セット。
シューズ、レオタード、タイツ。
シューズ
素材は 布と皮があります。全面布や皮で出来ているもの。つま先だけ皮のもの。土踏まずの部分だけ布ものがあります。裏底は、つま先と踵の部分にシートがついている方が柔らかいのでお勧めです。履いたときに5本の指が曲がらず、自然に伸びた状態になるものを選んでください。
レオタード
首周りが大きく開いているものの方が、キレイに見えます。
日本人は“インナーブラ付き”を選ぶことが多いです。
タイツ
トウシューズを履く人用に足の裏に穴が開いているのもあります。
教室に通う女性に質問してみました。
28歳独身
Q.通い始めた理由は
A.小さい頃は習い事が多かったのでバレエまで手が届かなかった。本当は一番ならいたかったけど。
社会人になって、自分で好きなことができるようになったので、バレエのスタジオに通い始めました。仕事はカスタマー窓口業務で、毎日精神的にくたくたになりますが、スタジオに入るとそれだけで、すーっと嫌なものがぬけていき、元気になります。
33歳主婦
Q.通い始めた理由は
A.娘の付き添いで毎週スタジオに通っていたら、いつのまにか私もレッスンを受けていました。本当は、子供の頃からの憧れでした。今はまだ、娘に駄目だしチェックされていますが、二人で同じ舞台に立てる日を夢見て、練習しています。1年前に比べると、身体もちょっぴりスリムになりました。
夢を叶えられるクラシックバレエ。
あなたもその扉を自分の手で開けてみませんか。
小西美智子バレエ研究所 http://www.eonet.ne.jp/~ballet/
大阪府池田市石橋2丁目4-16 石橋北会館内 阪急宝塚線「石橋」駅徒歩5分
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