▼iPod My play list10回目は、ニューリーセレクト編集者 西村のプレイリスト。
それは今年のゴールデンウイークでのこと。
昼真っからビールを抜いて、アタリメかじってテレビをみていたら、
聴き覚えのある懐かしい曲にあわせて
「もう一度、妻を口説こう。」
のコピーが流れた。
はあっ? 何そのこそばいフレーズ。かんべんしてよ。
口説こうと言われてもねぇ。
ドラマの中では夫がキムタクだったり、本木雅弘だったり、
妻が石田ゆり子だったり黒木瞳だったりするわけで。
でも、目の前にいるのは、とても人様にはいえない姿で
ママ仲間とメールのやり取りをしている妻と
会社の健康診断でメタボリック症候群と認定された自分。
まあ、十数年前は、ちょっとはイケてるカップルではあったけど。
今はその影もない。
それでもネットで検索して、その広告コピーの商品を見つけた。
「R35 Sweet J−Ballads」
90年代に流行った曲を集めたアルバムだった。
うっ、いきなり懐かしい。
●Get Along Together 〜愛を贈りたいから〜/山根康広
夏の日。中古で買ったMR-2。車の中でよく聞いていたな。
●クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一
君は親に勧めたれた見合い相手と婚約しそうになっていた。
その頃、俺は会社を辞めて起業したばかりで将来の保証どころか
来月無事暮らしているかも予測不能だった。
とても「娘さんをください」なんて挨拶に行ける身分じゃなかった。
試聴サイト
http://wmg.jp/artist/r35/WPCL000010398.html
で聴いていると、ひとしきりメールを終えた妻がやってきた。
「なんか、懐かしいのきいてるやん」
「え〜。壊れかけのRadio/徳永英明
世界中の誰よりきっと/中山美穂&WANDS
カラオケでよくデュエットしたよね」
「誰と?」
「・・・」
その後も、二人のかみ合わない記憶をたどり寄せる会話は続いた。
とても、「もう一度、妻を口説こう。」という気にはならない。
しかし、曲とともに、その当時の思いではよみがえり
その当時、デートでよく行ったカーニバルプラザ 江坂で、外食することにした。
宣伝コピーどおりにはいかないが
現実は、こんなものだろう。
それでも、それなりにお互い満足しているような気がする。
[R35 Sweet J−Ballads]
もう一度、妻を口説こう。
01. SAY YES/チャゲ&飛鳥
02. 君がいるだけで/米米CLUB
03. 何も言えなくて…夏/JAYWALK
04. Get Along Together 〜愛を贈りたいから〜/山根康広
05. TRUE LOVE/藤井フミヤ
06. シングルベッド/シャ乱Q
07. 離したくはない/T−BOLAN
08. クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一
09. Woman/中西圭三
10. 夏の日の1993/class
11. もう恋なんてしない/槇原敬之
12. サボテンの花 〜“ひとつ屋根の下”より〜/財津和夫
13. 接吻 kiss/オリジナル・ラヴ
14. 壊れかけのRadio/徳永英明
15. 愛が生まれた日/藤谷美和子・大内義昭
16. 世界中の誰よりきっと/中山美穂&WANDS
あなたは今も「I LOVE YOU」と、言ってますか?
90年代前半…トレンディ・ドラマやCMタイアップにより数々の名曲が生まれた素晴らしい時代。そしてその時代はトリプルミリオン、ダブルミリオン、ミリオンセラーのシングルが数多くリリースされた。そんな時代背景の中で生まれた90年代前半のドラマのクライマックスを飾った美しいバラード、CMにより数多くの人に愛されたラヴソングにフォーカスした究極のラヴ・バラード集!収録曲のトータル売上げ枚数はなんと!2,000万枚を超える超豪華な楽曲ばかり!メガヒット・バラードの決定盤といえるコンピ!!!
発売日:2007/04/25
税込:\2,630 税抜:\2,505
R35のお話とてもおもしろかったです!
私も、ヨドバシカメラでCDを発見して、ディスコのほうですが買ってしまいました。
ディスコバージョンのほうもおすすめです!
投稿情報: バタン♪Ю―(^O^ )おじゃましマース | 2007年5 月18日 (金) 13:31