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▼iPod My play list[ダニエル・バレンボイム]

バレンボイムの指揮とピアノ演奏を
初めて生で聴いたのは、
17年ほど前。
倉敷のコンサートホールだった。

ショルティ指揮のシカゴフィルを
楽しんだついでに、バレンボイムも聴いてみるかと
1日延泊して、チケットを手配した。



そして、この日から、自分の中でピアニストは、
「バレンボイム」と「バレンボイムじゃない人」という
カテゴリーができてしまった。

「高松宮殿下記念世界文化賞」の第19回受賞者
イスラエル国籍 指揮者兼ピアニスト、
ダニエル・バレンボイム 。

天才ピアニストであり、シカゴフィルの主席指揮者。
そして、今回の世界文化賞の「若手芸術家奨励制度」
対象団体に選ばれた
「ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ」を創設。


このオーケストラは、パレスチナ系米国人学者の
エドワード・サイード氏とともに、
イスラエルとアラブ諸国の相互理解を
目的に創設した楽団で、
他人の歴史を理解し、尊敬しあうことの
大切さを呼びかけている。

今も臨戦態勢のイスラエルとアラブ諸国の若手音楽家を
ひとつに集め、音楽を通じて
平和な世界を提唱している。

これらの活動が高く評価され、今回の
「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞となった。


バレンボイム/
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集第2集 
第6番〜第8番



▼ピアニストとしてのバレンボイム。

ピアノを習ったのは父親エンリケただひとり。

この事実がバレンボイムの卓越した才能を
開花させた原点であることは
「ダニエルバレンボイム自伝」の中で語っている。

ダニエル・バレンボイム自伝—音楽に生きる
ダニエル バレンボイム (著), Daniel Barenboim (原著), 蓑田 洋子 (翻訳)
父に手ほどきを受けたアルゼンチンでの子供時代、すばらしい音楽家との出会い、そして最初の妻デュ・プレとの闘病生活、宗教に戦争。彼は、音楽は人生にとっての最良の学校にもなりうるし、同時に、人生から逃避するもっとも有効な手段にもなることを知った。初版から10年をへて、最近のめざましい活躍ぶりを加筆。全ジャンルにわたる詳細なディスコグラフィを付けた改訂新版。


読んでいると、バレンボイムと他のピアニストの違いが
少年期に培われていたことがよくわかる。


曲を通してテクニックを磨く。
集中が切れるほどには練習しない。
ピアノは右手と左手で1ユニット。

ただひとりに師事することでぶれない演奏スタイルを確立した。







●おうちでDVD


▼「THE RAMALLAH CONCERT / ラマラ・コンサート」
バレンボイム指揮/ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ/THE RAMALLAH CONCERT / ラマラ・コンサート。



クラシック界の巨匠、ダニエル・バレンボイムとパレスチナ系の学者であり、音楽家でもあるエドワード・サイードによって創設された”ウエスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ”がパレスチナ自治区ラマラで行なったコンサートの模様とドキュメンタリー映像を収録。



▼「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」


20世紀最高のチェリストと賞賛されたジャクリーヌ・デュ・プレが、神童として華々しく音楽界にデビュー した子供時代から、ピアニストで指揮者でもあるダニエル・バレンボイムとの情熱的な結婚生活、そして難病に冒され42歳の若さで生涯を閉じるまでを、実の 姉ヒラリー自身が執筆した原作を元に映画化した作品。知られざる姉妹の衝撃的な絆と、ジャクリーヌの壮絶な人生が赤裸々に描かれており、世界中で話題を呼 んだ。姉妹役のエミリー・ワトソンとレイチェル・グリフィスはここでの迫真の演技が認められ、アカデミー賞主演女優賞と助演女優賞にそれぞれノミネートさ れた。

オリジナル・サウンドトラック盤。
チェロ奏者、ジャクリーヌ・デュ・プレ他の演奏によるフェロング「シスターズ」、エルガー「チェロ協奏曲 ホ短調 作品85(全曲)」他、全8曲収録。 (C)RS

▼DVD「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ デラックス版」【PIBF-7079】

発売元: 日本ヘラルド映画
販売元: ジェネオン エンタテインメント

監督(製作スタッフ): アナンド・タッカー
出演者: エミリー・ワトソン、レイチェル・グリフィス、ジェイムズ・フレイン

特典: ■映像特典:メイキング(10分)/スタッフ&キャスト・インタビュー(30分)/オリジナル&日本版予告編/スタッフ&キャスト紹介
スペック: 121分 カラー 日本語字幕  16:9/4:3(LB) 英語:DD(5.1chサラウンド)/日本語:DD(ステレオ)




2007年10 月17日 (水) カテゴリー: My Play List | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

秋になると聴きたくなる曲はなんですか

「秋になると聴きたくなる曲はなんですか」
「秋を歌った曲じゃなくてもOKです」

という質問を編集部に投げかけてみたところ、
真っ先に返ってきたのが、40代 A部長。

「山口百恵の【秋桜】」と即答。

すると間髪入れずに
「秋桜なら、さだまさしのほうが秋のさびしさが伝わってくるわ」
と 30代デザイナーが主張。

そこに、年齢不詳総務の Yさんがやってきて
「中森明菜の秋桜もなかなかのものでございます」と力説する。

それなら聞き比べようじゃないかとそれぞれの i-podから秋桜を BOSEのスピーカーにつないでみました。

▼山口百恵 /百恵辞典 - (Disc 2)から
あ〜やっぱり山口百恵だね。当時もよかっかけど、30年近く経った今でも色あせないところがすごい。

▼さだまさし /瑠璃光‐薬師寺ライヴ2001‐ (Disc 1)
さだまさしは、デビュー当時美しい伸びる高音が売りだったけど、のどを酷使したため声がれ、ポリープで思うような高音が出せなくなり、鼻濁音の多用でカバーしていた90年代。
21世紀に入って、オペラ調の発声を身に付け伸びのある高音を取り戻したけど、そのちょっと前くらいの声だな。
迷いと伸びきれない高音との葛藤がよけいに哀愁を誘う このLIVE版がおすすめ。

▼声がれする前と思われる時代のさだまさしが YOU TUBEにあったよ。
と30代プログラマー。


→http://www.youtube.com/watch?v=hslKwT7yzIo

▼中森明菜/ZERO album - 歌姫 II
意外にも落ち着いた歌い方だよね。似合ってるね。それにしても声、低いね。
山口百恵も低いと思っていたけど、さらに下を行くね。

そこへ、二十歳のアルバイト女性が
「この曲知ってる。お母さんがカラオケでよく歌いながら泣いてました」
と、いきなりのカウンターパンチで全員、イスから落ちそうになる。

「おかあさんはさておき、君はどの秋桜がいい?」

「中森明菜かな。でもこれ、何の歌なんですか?」

お約束でまたまたイスから落ちる編集部員。

「おかあさんが泣きながら歌ってるのに歌詞の内容知らないの?」

「だって人の歌、興味ないもん」

「一見、家族でカラオケを楽しむ幸せそうな風景の中に、現代の家族像が映し出されてる1シーンだね」

「そんな君が将来母親になって娘を嫁がせる時、何をどう感じるか、楽しみだね」

「そんなのわかんな〜い」「結婚するかもわかんないのに」

「ここに歌詞が書いてあるから一度じっくり読んで欲しいな」と、
オーバーサーティーは口を揃えて言う。
http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/29207/Y032116

話しが違う方向に流れていきそうなところに、
打ち合わせから戻った20代エディターが

「第4回でトリビュート特集をしたとき、徳永英明の【異邦人】を紹介してましたよね。あの曲がよかったので原曲を聴いたら、アレンジが全然違うんですね。」

「異邦人もたくさんの人が歌ってるね」

「久保田早紀」

→http://www.youtube.com/watch?v=cIsCifnFy9Y

「TAK MATSUMOTO featuring ZARD」


→http://www.youtube.com/watch?v=Po65ZuYcPrQ



それに「中森明菜」

「中森明菜も持ち歌みたいにはまってるね」
「 ZARDのロック調がいいですね」
「原曲の久保田早紀もかわいいね」

それぞれにそれぞれの感情移入があって、
ランキングすること自体が野暮だったみたい。

そこに、そっと1枚のメモを差し出すシステム担当

▼思秋期 /岩崎宏美
まずは聴いてください。
→http://www.youtube.com/watch?v=F-Jw1ZX-b50

君の瞳は100万ボルト/アリス /アリスCDベスト
高校2年の時、秋の文化祭で演奏しました。

揺れるまなざし/ 小椋桂/ 俺たちの旅
最近、ときどき美しい日本にふれたくなるときがあります。
川端康成を読み、小椋桂を聴き、秋にはサンマを食します。

【歌詞と試聴サイト】
http://listen.jp/store/artword_1148713_22999.htm

今回は回答者の大半が オーバーサーティで、昭和の香りが漂う懐メロ傾向になってしまいましたが平成で心に残る秋の歌、ヒット曲というのが、意外に少ないようにも感じました。世代を超えて名曲は歌い継がれています。

今度は、「世代を超えて歌い継がれる曲特集」というのもおもしろそうです。

2007年9 月19日 (水) カテゴリー: My Play List | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

おとうさんの夏休みは、懐かしのハードロック。

「お盆に臨時同窓会。懐かしい顔ぶれの中に・・・。」
ちょっと怖い??冗談怪談。

会社の夏休み。法事で久しぶりに実家に帰った。
子供は塾の夏期講習日程が詰まっているので、1泊しただけで妻と一緒に大阪へ帰っていった。せっかくなんで自分は実家でゆっくりすることに。
20年ぶりに地元を歩いてみる。すっかり寂れたシャッター通り。通学の足だった鉄道は廃線で、道路に変わっていた。
それでも、夏の日差しに暖めたれた草のにおい、お祭りで演奏する曲を練習する子供達の姿は今も変わらない。

バス停前のお好み焼き屋は健在だった。たしか、小学校の同級生の実家だったはず。あまりしゃべったことのない奴だったが。
店には若い女性の従業員?よく見ればまだ高校生のような感じ。愛想があるわけでもなく、注文を受けると馴れた手つきでお好み焼きを焼き始めた。

店のBGMは

♪いとしのレイラ ■デレク・アンド・ザ・ドミノス

エリック・クラプトンが「クリーム」解散後に出したアルバム曲。イントロのギターリフは何度コピーしたことか。親友だったビートルズのジョージ・ハリスンの妻パティに恋をしてしまい、その苦悩から生まれた曲だったなぁ。

昼真っから生ビールで喉を潤し、懐かしい曲を聴く。一瞬にして記憶は、この町で暮らしていた10代にフィードバックする。
バンドデビューを夢見て練習スタジオ通いした17歳の頃。帰りにメンバーとよく立ち寄ったお好み焼き店だった。
スタジオ代をバイトで稼ぐだけで精一杯の俺たちに、いつも、キャベツだけのお好み焼きを200円で食べさせてくれた。

♪ホテル・カリフォルニア LIVEバージョン ■イーグルス

続く曲はイーグルス。懐かしい曲が続く。これはUSENではなく FMラジオの特集?しかしLIVEバージョンを選曲するとはマニアックな。

『イーグルス・ヒストリーBOX 1972~1999』からホテル・カリフォルニア LIVEバージョン(The Millenium Concert)だな。

昔を懐かしんでいる間に、お好み焼きが焼きあがった。大阪の通好みのそれとは一線を画す田舎くさいちょっと大判サイズ。
今はいくらでもトッピングできるのに、頼んだのはキャベツだけのシンプル焼き。
一口食べると、キャベツの風味が口の中に広がる。うん、あの懐かしい味だ。それにソース。お好みソースのブレンドが、田舎独特の甘さと辛さが交互してやってくる。すくなくとも自分には美味しい。

♪スモーク・オン・ザ・ウォーター ■ディープ・パープルカバーKUWATA BAND

ロックの定番スモーク・オン・ザ・ウォーター。普通のファンなら初来日した1972年8月の公演の模様を実況録音したライブ・アルバム「ライヴ・イン・ジャパン」を押すところだが、演奏するのは日本を代表するPOPロックバンド「KUWATA BAND」。この曲は、サザンオールスターズが出演したCM TDK『AD 46』LIVEヴァージョン。

これは完全に店の店主のプレイリストだな。よくみると音響セットの横にi-podが置いてある。

「ただいま」と覇気のない声で男が入ってきた。
「遅~い」「早く。お小遣い!」
お好み焼きを焼いた少女は、男から数枚の千円札を奪い取ると、走って店を出ていった。

「すみません。ばたばたしまして」
と、挨拶したオヤジは、どことなく見覚えのある顔。
オヤジも不思議そうな顔でこちらを見ている。
「あっ~コージ」「達也ぁ〜」

「コージは実家を継いでいたのか」
「いや俺は隣の饅頭屋を継いで、ここは嫁がやってるんだけど。今日は嫁がお盆で実家の手伝いに行ってるから留守番。」
「嫁、知ってるよな。2つ下で。バレー部で、ほら、お前にあこがれてた裕美」

「ふ~ん。そうなんだ。(悪いが覚えていない)」

「達也は、大阪へ行ったんだよな・・・」

昔の記憶をたぐり寄せながら、思い出話に花が咲く。


♪ロックン・ロール ■レッド ツェッペリン 

『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』から。ツエッペリンを聴くならLIVE。チョーテキトーな演奏かと思われる反面、生演奏の醍醐味を最大限に楽しませてくれる。
たくさんのミュージシャンがカバーを出していので聴いてみたが、やっぱりジミーペイジのギターを越える奴はいない。

「そういえば昨日、隆がここにきたぜ。お前、バンド組んでただろう」

ベースの隆。バンドのメンバーで、幼稚園からずっと悪ガキ仲間だった。

「昨日電話番号聞いたからかけてみようか・・・」
といいながらすでに、携帯をプッシュしている。

「すぐ、来るって。」

そうだ、最近懐かしい曲をi-podに入れたんだ。

Calmenmaki
♪空へ ■カルメンマキ&oz

『ライヴ』から

「おまえこの曲、LIVE HOUSEでよく演奏してたな。」


あまり話したことないと思っていたが、実はコージとはタイバン(対抗バンド→ライブを行う際に単独名義ではなく、複数のグループと共演(競演)する事)で、けっこう接触していたことを思い出した。

♪私は風 ■カルメンマキ&oz
『ライヴ』から

「しかしこんな古い曲がよくあったな。」
「さすがアマゾンストアだな」

曲に聴き入ってると、隆が数人の同窓生を連れてやってきた。
そこからは、それぞれが知っている連絡先に電話して旧友を呼ぶ。
いつのまにか店は貸切。10人を超えるほどに膨らんで、大宴会。
ギターを持ち出し弾き語りする奴。カラオケでキャンディーズをハモるやつ。

そんなドンチャン騒ぎの中、気がつけば自分の前にひとりの男が座っていた。
「おまえは確か、田宮?」

「そうだよ。田宮だ。覚えてるか、お前に貸したギターアンプ、あれ、どうした?」

やばっ。すっかり忘れていた。
田宮から借りたギターアンプを積んだままバイクでこけて、壊したんだった。
しかし、こいつ二十数年前のことをよく覚えているよな。

「悪いな。あれ壊してしまったんだ。弁償するよ」

「いいよ。もう。お前のことだから勝手に誰かに転売したのかと思ってたよ」

「そこまでワルじゃないよ。」

「おい達也。さっきから、なにお前ひとりでぶつぶつしゃべってんだよ。」と、いい調子に出来上がった隆がやってきた。

「おう、丁度よかった。ほら、こいつ田宮だよ。あの壊れたアンプの持ち主。」

「・・・。田宮ああああ????」と引きつるように大きな声を上げたせいで、盛り上がっていた臨時同窓会が、一瞬にして静まり返った。

「田宮だって・・・」

「またかよ・・・」

ヒソヒソ話が聞こえてくる。

「達也。お前は知らないと思うけど、田宮は10年前に亡くなったんだ。心不全で」

「えっ・・・。でも今、ココで俺としゃべってたのは・・・」

「それが同窓会すると時々やってきては、あんときお前に30円貸したよなって、思い出話するんだよ。あいつ」

「今日も出てきたんだな」

「冗談じゃないよな」

「そう、怪談だよ」

「うそだろ」

「・・・」

「まあ、お盆だし、いいじゃん。田宮も入れてみんなで今晩は、盛り上がろうぜ。」

♪smoky ■Char
『Char』から

いや、さだまさしの『精霊流し』のほうがいか?

かんべんしてくれ。

俺は、からかわれているのか???



何十年たっても、再会すれば一瞬にしてその当時の気持ちに戻れる不思議な関係。
悪ノリする連中の子供のような笑い顔は昔のままだった。

2007年8 月 1日 (水) カテゴリー: My Play List | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)

▼iPod My play list夏の思い出の歌、集めてみました

誰にでもある心の内側に秘めた切ない夏の思い出の曲。バイト先で出会った素敵な彼。
思い切って告白して打ち上げ花火のように散ってしまった恋。そのとき流行っていた夏の歌。
夏のビーチで出会い、夏終わりとともに去っていったひと夏の思い出。海の家で流れていたあの曲。
そして、お互い違う進路を選んでも夏休みはここで再会しようと約束した駅のホーム。

そんな夏の思い出の歌、集めてみました。


♪まずは夏歌殿堂入りのサザンオールスターズ。アンケートをとっても30代から40代で上位10曲中5曲はサザン。さすがです。


(サザン・オール・スターズ シングルCDセット )

♪TSUNAMI
♪HOTEL pacific
♪涙のキッス
♪希望の轍
♪真夏の果実


♪そしてTUBE 。夏限定ロックバンドの異名はダテではありません。

♪あ~夏休み
♪夏をだきしめて
♪シーズン・イン・ザ・サン
♪SUMMER DREAM
♪十年先のラブストーリー


♪20代から30代前半で切れば、

♪夏の思い出/ケツメイシ
♪君がいた夏/ミスチル
♪夏色/ゆず

ゆずの夏色 『長い下り坂を君を自転車の後ろに乗せて・・・』のフレーズが忘れられませんという声が多い。


♪しかし、数あるランキングサイト、ブログでコピペが繰り返される人気投票は、だいたい同じ顔ぶれ。そこで、ここでは少数意見の曲、ごく狭いカテゴリーの中では絶大な人気の曲、そして究極「私だけの思い出の曲」を選りすぐってご紹介。人気の数ではなく、思い出の重さでご紹介したいと思います。でも、これって当事者以外でも共感できるの??


♪まずは、編集長一押し♪「すき」。■渡辺美里
歌詞はここ→ http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/239789/Y003733

大阪の大学へ進学した自分と、地元短大に進んだ当時の彼女。
3月の終わりに離れて7月下旬に再会の場所として選んだのは、3月に分かれた駅のホーム、同じ場所。
たった4ヶ月の時間がお互いの気持ちをさらに深めたと思い込み、二人の軌道がすこしずつ離れていることに気がつこうともしなかった頃の曲です。。
再会のシチュエーション。「打ち水する若い駅員」までまったく同じだったのには驚き。


♪天体観測 ■BUMP OF CHICKEN
 


歌詞がとても良いです。彼と一緒に行った初めての野外コンサート。一生忘れません♪


♪アンケートを読むほど、自分と関係ない恋愛話に軽い嫉妬を覚えるのは私だけ?いや、独り者の編集委員はみな同感。この日、仕事帰りに「おひとりさま組」を結成。居酒屋で彼、彼女がいないもの同士、大いに盛り上がりました。

2007年6 月29日 (金) カテゴリー: My Play List | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

初めてなのに、懐かしい。メキシコの民族音楽、マリアッチ。

▼iPod My play list11回目は、Newly Select編集者大門 大(まさる)のプレイリスト。 根っからのラテン系メンバーが選んだのは「マリアッチ」


マリアッチといえば、メキシコを代表する民族音楽。

元々は、フランス語のマリアージュ(結婚)からきているといわれていますが、なんで、フランス? メキシコはスペイン語なのに??と、細かいことは気にしないのがメキシコスタイル。結婚式のための音楽に由来しているだけあった、陽気で、にぎやかな曲が多い。
メキシコのレストランで食事をしていると、突然演奏が始まったり、テーブルへやってきたり(これはまたセレナータだったりするが)。楽器は、ギター、トランペット、バイオリンなど。同じラテン系でもお隣、キューバへ行くと、打楽器中心のアンサンブルが目立つのに、メキシコだと、太鼓がいないバンドも多くみかける。不思議だ。

今回は、マリアッチ入門用に「メキシコの音楽」や「MARIACHI」はいかが。

1.シエリト・リンド(マリアッチ・マゲイ)
2.羊飼い(マリアッチ・マゲイ)
3.ラ・アデリータ(マリアッチ・マゲイ)
4.マリキータ(マリアッチ・マゲイ)
9.ベラクルスに歌う
10.褐色の肌の男
11.ベラクルスのサパテアード
12.ラ・バンバ

そしてレジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード から

Canción Del Mariachi (Morena De Mi Corazón)

日本人にも馴染み深いちょっと切なくなるメロディーライン。たまりません。
先日、テレビで放映していたので、ご覧になられたかたも多いのでは?
今をときめくジョニー・デップのガンマン姿は、美しかった。
サントラ盤には入っていたCanción Del Mariachi (Morena De Mi Corazón)
が、テレビでは流れませんでした。楽しみにしていたのに。
それにカルロス・サンタナのギターもテレビではなかったような。
DVDをレンタルして、確認しなくては。

監督:  ロバート・ロドリゲス
出演: ジョニー・デップ アントニオ・バンデラス ミッキー・ローク サルマ・ハエック ジーン・ハックマン ウィレム・デフォー


2007年6 月22日 (金) カテゴリー: My Play List | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)

iPod My play list 第10回 休日のときめき??

▼iPod My play list10回目は、ニューリーセレクト編集者 西村のプレイリスト。


それは今年のゴールデンウイークでのこと。

昼真っからビールを抜いて、アタリメかじってテレビをみていたら、

聴き覚えのある懐かしい曲にあわせて

「もう一度、妻を口説こう。」

のコピーが流れた。

はあっ? 何そのこそばいフレーズ。かんべんしてよ。

口説こうと言われてもねぇ。

ドラマの中では夫がキムタクだったり、本木雅弘だったり、

妻が石田ゆり子だったり黒木瞳だったりするわけで。

でも、目の前にいるのは、とても人様にはいえない姿で

ママ仲間とメールのやり取りをしている妻と

会社の健康診断でメタボリック症候群と認定された自分。

まあ、十数年前は、ちょっとはイケてるカップルではあったけど。
今はその影もない。

それでもネットで検索して、その広告コピーの商品を見つけた。
「R35 Sweet J−Ballads」

90年代に流行った曲を集めたアルバムだった。

うっ、いきなり懐かしい。



●Get Along Together 〜愛を贈りたいから〜/山根康広

夏の日。中古で買ったMR-2。車の中でよく聞いていたな。

●クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一 

君は親に勧めたれた見合い相手と婚約しそうになっていた。
その頃、俺は会社を辞めて起業したばかりで将来の保証どころか
来月無事暮らしているかも予測不能だった。

とても「娘さんをください」なんて挨拶に行ける身分じゃなかった。


試聴サイト
http://wmg.jp/artist/r35/WPCL000010398.html

で聴いていると、ひとしきりメールを終えた妻がやってきた。
「なんか、懐かしいのきいてるやん」

 
「え〜。壊れかけのRadio/徳永英明 
世界中の誰よりきっと/中山美穂&WANDS
カラオケでよくデュエットしたよね」

「誰と?」

「・・・」


その後も、二人のかみ合わない記憶をたどり寄せる会話は続いた。

とても、「もう一度、妻を口説こう。」という気にはならない。

しかし、曲とともに、その当時の思いではよみがえり
その当時、デートでよく行ったカーニバルプラザ 江坂で、外食することにした。

宣伝コピーどおりにはいかないが
現実は、こんなものだろう。
それでも、それなりにお互い満足しているような気がする。



[R35 Sweet J−Ballads] もう一度、妻を口説こう。



01. SAY YES/チャゲ&飛鳥      
02. 君がいるだけで/米米CLUB    
03. 何も言えなくて…夏/JAYWALK    
04. Get Along Together 〜愛を贈りたいから〜/山根康広    
05. TRUE LOVE/藤井フミヤ      
06. シングルベッド/シャ乱Q    
07. 離したくはない/T−BOLAN    
08. クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一      
09. Woman/中西圭三    
10. 夏の日の1993/class      
11. もう恋なんてしない/槇原敬之      
12. サボテンの花 〜“ひとつ屋根の下”より〜/財津和夫    
13. 接吻 kiss/オリジナル・ラヴ    
14. 壊れかけのRadio/徳永英明      
15. 愛が生まれた日/藤谷美和子・大内義昭    
16. 世界中の誰よりきっと/中山美穂&WANDS    

あなたは今も「I LOVE YOU」と、言ってますか?
90年代前半…トレンディ・ドラマやCMタイアップにより数々の名曲が生まれた素晴らしい時代。そしてその時代はトリプルミリオン、ダブルミリオン、ミリオンセラーのシングルが数多くリリースされた。そんな時代背景の中で生まれた90年代前半のドラマのクライマックスを飾った美しいバラード、CMにより数多くの人に愛されたラヴソングにフォーカスした究極のラヴ・バラード集!収録曲のトータル売上げ枚数はなんと!2,000万枚を超える超豪華な楽曲ばかり!メガヒット・バラードの決定盤といえるコンピ!!!
 

発売日:2007/04/25
税込:\2,630 税抜:\2,505

2007年5 月10日 (木) カテゴリー: My Play List | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (3)

iPod My play list第9回 情熱のフラメンコ

▼iPod My play list9回目は、イラストレーターA.Aさんのプレイリスト。




趣味はフラメンコ。
でも、最近習い始めたばかりの超初心者です。
しかも、きっかけが、またまたミーハーな理由でちょっとはずかしい(=^. .^=)。
テレビドラマ「ハケンの品格」日本テレビ系列)を見ていたら
フラメンコを踊る篠原涼子がとても魅力的な女性で、すっかりとりこになりました。

フラメンコ教室には、私のような初心者が1週間で5名も増えて、先生もてんてこまい。なんせ5名が5名とも、フラメンコって「バラをくわえ、カスタネットを鳴らしながら情熱的に踊るダンス」くらいにしか認識していなかったのですから。

そんな私たちに先生は
フラメンコの歴史や楽しみ方を教えてくださいました。
フラメンコが他の舞踊と大きく違う点は、即興で歌い、踊り、弾かれることです。
その時の気分で、自分を自由に表現することが出来るということ。
しかし、この「即興」で踊るには、深い知識と経験が必要で、すぐにできることではない、と。
そして、自分の生き様、価値観がそのままフラメンコとして自分の踊りになること。

上達の秘訣は、耳を鍛えること。

好きな曲、気に入った曲を聴くこと。最初は、ノリのいいブレリアやアレグリアス、
ガロティンなどおすすめですが、何度も聴きたい曲を聴いて
カラダに染み込ませるのが一番です。



ミゲル・ポベーダ「静かなる大地」
人気と実力を兼ね備えたミゲル・ポベーダ、待望の最新作! 親友でもあるおなじみの名ギタリスト&作曲家フアン・カルロス・ロメロ(チクエロ)を迎え、久々にフラメンコの伝統に回帰。シギリージャ、タンゴ、ファルーカなど古来のカンテを丹念に歌い上げ、今日のフラメンコの原型が形成された19世紀のアンダルシア“静かなる大地(TIERRA DE CALMA)”へと誘ってくれます。


フラメンコの世界 /サビーカス
臨場感いっぱいで、まるでライヴの楽しめる小さな店にでもいるような気分にさせてくれるアルバム。しかも、華麗な弦さばきにみとれる間もなく踊りに目を奪われる心配なしに、“フラメンコ・ギターの王者”サビーカスの演奏に酔いしれることのできる幸せ……。グアダルキビール(ダンサ)ほか全10曲



ジュビア /ホセ・タナカ
本場スペインで認められた日本人フラメンコ・ギタリストの5年ぶり、2ndアルバム。超絶テクニックと抜群のリズム感あふれるサウンドが聴ける。ドミンゴ・オルテガがゲストで参加。シエロ・イ・ティエラ/アレグリアスほか全13曲


ラファエル・アギラル・スペイン舞踊団/カルメン・フラメンコ(DVD)
スペイン生まれの振付師・ラファエル・アギラルの斬新な改革により、魅惑的でエロティックに生まれ変わった「カルメン」。ラファエル・アギラール・スペイン舞踊団が2002年にドイツのハンブルグ国立歌劇場で行った公演の模様を収める。


2007年4 月26日 (木) カテゴリー: My Play List | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

iPod My play list第8回 春なのに、恋なのに、切なすぎるの「スターダストレビュー」

▼iPod My play list8回目は、グラフィックデザイナー菊川れいなさんのプレイリスト。


木蓮の花が咲く季節になりました。桜には、ぱっと咲いて、ぱっと散る潔さがあります。なのに、桜が散ったあとにも咲いている木蓮を見ると、あとを引くような切なさがよみがえります。 胸にしまい込んだはずの、ちょっと痛い想い出の蓋を開けてそこらじゅうに香り立たせる。私の春はもの悲しい季節です。 それなのに、根本要のヴォーカルが、追い打ちをかけるように弱った心に、染みこんできます。 ☆「木蓮の涙」アコースティックバージョン『木蘭の涙~acoustic~』は 2005年、ニッカウヰスキー「ニュー・オールモルト」のCMソングになりました。石田ゆり子さんが出演していましたね。
スターダスト・レビュー / HOT MENU (CD)


☆「今夜だけきっと」この歌の中に「悲しいのは『今夜だけ』だと思いたい」という歌詞があります。それは『今夜だけ』じゃなくて明日だって明後日だって『悲しい』ことを知っているから言えるのよね。ちょっと大人の歌。「ふりかえるほど」「すれちがうほど」「・・・」たたみかけるように、言葉を繰り返されると、もう、無理です。泣いてもいいですか。
スターダスト・レビュー ベスト・セレクション


☆「何やってんだろう」 「真っすぐ見つめることから 始めなきゃいけない」とか「君をまだ愛しているし 夢もここにある」とか「幸せにすると決めた」さえ、言われた。受け売りだったの?イ・タ・イ。
スターダスト・レビュー/Goodtimes&Badtimes


☆「ワイン恋物語」口にしたら恥ずかしいのに、歌だったらさらっと言える。かなり、ベタな言葉も、歌だと、ステキに響いてくる。
スターダスト・レビュー / Moody Blues (CD)


☆「ふたり」 これまであげたスターダスト・レビューの曲より、明日に希望がもてる曲。ときどき、こういう曲も入れておかないと、立ち直れなくなりそうで。 1995年NTV系「スーパーテレビ情報最前線」エンディング・テーマでした。
スターダスト・レビュー/艶-TSUYA


☆「Northern Lights〜輝く君に〜」 せつない気分にひたった後は、ちょっとノリノリの曲でしめくくりましょう。 LIVEでも乗りがいいので、LIVEバージョンで。
ライブ帝国 STARDUST REVUE 80’s(DVD)


スターダスト・レビュー公式ホームページ
http://www.s-d-r.jp/home.html
スターダスト・レビュー / STARDUST REVUE (CD)


2007年3 月28日 (水) カテゴリー: My Play List | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

iPod My play list[i-Pod自身がシャッフルして選んだ曲]

今年は暖冬ですね。ポカポカ陽気の日は、朝から洗車して、ピカピカになった愛車で、軽くドライブしたくなります。(私だけ?)
そんな時に、かけたい曲。軽くて、聞き覚えのある曲で、歌謡曲でもない。イージーリスニング系の曲を集めたアルバム「 imageシリーズ」の中からi-Pod自身がシャッフルして選んだ曲です。意外性があっていいんだなぁ。



▼Anthem (Orchestra Version) 4:33 image 3 Trois Vangelis
ヴァンゲリスのアンセム。ちょっと懐かしい曲。2002FIFA WORLD CUPの公式アンセム(祝歌)です。今回はオーケストラバージョンで。曲中の印象的な打楽器は、和太鼓グループ「鼓童」と金徳洙「サムルノリ」のコラボレーションによるものです。


▼MORNING HAS BROKEN 2:55 image 3 Trois Art Garfunkel
ケルト民謡をキャット・スティーブンスが編曲してアートガーファンクルが歌った「Morning Has Broken」。70年代を代表する大ヒット曲です。記憶がただしければネスカフェのCMソングだったような。今聴いてもやっぱいい曲です。


▼cora 2:04 image 3 Trois GONTITI
完全癒し系です。聴いているだけで心のトゲが消えていく感じ。「トゲを抜かれる」のではなく、あくまでトゲが消えていく感じです。JR東日本東北キャンペーンCM曲に使われていたけど、関西では流れていない?


▼Moonlight Shadow 3:45 image 3 Trois Aselin Debison
1983年の大ヒット曲「ムーンライト・シャドウ」を歌っているのは、当時12歳の少女アゼリン・デビソンちゃん。今もバリバリ現役です。


▼Angel In The Sky 5:27 image 3 Trois 葉加瀬太郎
イージーリスニングを特集すると、必ず1曲は入ってくる葉加瀬太郎。今回の曲は、ちょっとマニアックですが王子製紙「エリエール・レディースオープン」テーマ曲だった曲です。曲そのものは、いろんな番組で使われているので、聞き覚え確かなメロディーですね。


▼Magic In The Air 5:19 image 3 Trois 宮本文昭withエリック・ムーケfrom ディープフォレスト
世界的に有名なオーボエ奏者「 宮本文昭」とフランスのグループ「ディープフォレスト」の共演です。異国を旅する男をイメージするんですよね。


▼Starneon 3:26 image 3 Trois 小松亮太 With 鳥山雄司
アコーデオン演奏かと思っていたら「バンドネオン」という楽器でした。アコーデオンは鍵盤が左から右に行くに従い音が高くなるように規則的に並んでいるのに対して、バンドネオンは、30個のボタンがバラバラに配置されたような、楽器だそうです。アコーディオンの仲間であることは、間違いなさそうです。



▼Across The Stars 5:32 image 3 Trois John Williams
ジョン・ウイリアムズです。あのスターウォーズのオープニング、トランペットの雄大なメロディーをつくったひとです。ここでは、オーボエの哀愁漂う「Across The Stars」を。


▼True 3:50 image 3 Trois Martin Taylor
ジャズギタリスト、マーティン・テイラーのアコースティックギター演奏。日本ではNHK連続テレビ小説「さくら」のテーマ曲をサックスの須川展也とともに手がけました。


▼黄昏のビギン 3:25 image 3 Trois 羽毛田丈史 With 柏木広樹
聴けばわかるこのメロディー。ネスカフェコーヒー・プレジデントのCM曲でしたが、それだけじゃない。その昔、ちあきなおみが歌っていました。CMに使われていたのは、ちあきなおみバージョンだったようです。


▼Takumi / 匠 4:42 image 3 Trois 松谷卓
「主の人生をささえてきた、大きな梁。いま、その記憶を、息子や孫の生活になくてはならない、柱としてよみがえりました」なんて、ナレーションが聞こえてきそうなこの曲。TV「大改造!!劇的ビフォーアフター」挿入曲でした。


▼童神 5:17 image 3 Trois 古謝美佐子 with ショーロ・クラブ
古謝美佐子は、元ネーネーズのリーダー。この曲はソロになって初めて出したアルバム「天架ける橋」に収録されています。「童神 」は「わらがみ」と読むそうです。ドライブ中、この曲を聴いていたら、なんとなく家に帰りたくなりました。


2007年2 月21日 (水) カテゴリー: My Play List | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

iPod My play list 特別編『泣ける曲』

ひとそれぞれに、悲しい、切ない想い出の曲がありますね。
そんな曲を集めてみました。


償い さだまさし

まずは、このサイトで歌詞を読んでみてください。
http://www.tcn-catv.ne.jp/~toron/
そして、できればCDを購入してください。
i-Podにコピーして、歌詞を読みながら、この曲を静かに聴く。
曲に集中して、かみしみるように聴いてみる。
一人のほうが集中できます。
そして、これまで以上に「安全運転」をこころがけてください。

この歌詞では、加害者のゆうちゃんの友人=さだまさしという設定に
なっていますが、本当は、被害者の奥さんと知り合いだそうです。
その奥さんから、ご主人を亡くされて7年が経ったとき、
「今も毎月手紙と送金をもらっているのです」と、
見せられた手紙の束が、この歌をつくるきっかけになったと
CDジャケットの解説に書いてあったと記憶しています。
私にとっては、いつ聴いても、何度聴いても、
じんと、目頭が熱くなる歌です。

被害者の奥さんは、そんな加害者に
「ありがとう、あなたの優しい気持ちはとてもよくわかりました。
だから、どうぞ送金はやめて下さい、あなたの文字を見る度に
主人を思い出して辛いのです、あなたの気持ちはわかるけどそれよりどうかもう、
あなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」と手紙を書いた。
だが、翌月以降も「ゆうちゃん」は送金を欠かさなかった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/償い_(さだまさし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

奥さんの想いが、憎しみから慈愛の心に移っていった気持ちが、
見事なまでに表現されています。
この原稿を書いている今も、目頭に熱いものを感じてしまっています。


そして、この歌を有名にしたもうひとつのエピソードがあります。

裁判での引用

2001年4月19日、東京・世田谷区の東急田園都市線において、2人の少年が銀行員の男性に対し車内で足が当ったと口論の末、三軒茶屋駅のホームで2人がかりで殴り、のちにくも膜下出血で死亡させるという事件が起きた。
傷害致死罪に問われた少年の判決公判が2002年2月19日、東京地裁で行われた際、2人は言葉では謝罪し、「自分という人間を根本から変えてゆきたい」などと述べたものの、事件自体は酔った被害者がからんできたことによる過剰防衛であると主張していた。
判決公判の閉廷直前、山室恵裁判長が被告人2人に対し、「さだまさしの『償い』という歌を聴いたことはありますか」と切り出し、「この歌のせめて歌詞だけでも読めば、なぜ君らの反省の弁が人の心を打たないか分かるでしょう」と異例の説諭を行い、反響を呼んだ。

さだまさしさんは新聞社の取材に対して、「法律で心を裁くには限界がある。今回、実刑判決で決着がついたのではなく、心の部分の反省を促したのではないでしょうか」とコメントしたうえで、「この歌の若者は命がけで謝罪したんです。人の命を奪ったことに対する誠実な謝罪こそ大切。裁判長はそのことを2人に訴えたかったのでは」と述べた。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この裁判記録に関しても、たくさんのサイトがありますが、
ウィキペディアが簡潔にまとめていたのでそのまま引用しました。

収録作品
アルバム「夢の轍」


アルバム「償い~SONGS OF LIFE」

アルバム「さだまさしベスト2~通」

アルバム「さだの素~さだまさしベスト・入門編」


ライブDVD「風の交響曲(シンフォニー) さだまさし」
(“まさしんぐWORLDコンサート”第20回公演特別記念)

YouTubeで、「償い」を分かり易く説明したビデオが公開されていました。
YouTube-tugunai
会社など回りに気を遣う場所で、再生される場合
イヤーフォンなどをご用意ください。

http://www.youtube.com/watch?v=kEAkGbBDtS8




編集室のメンバーを集めて聞いてみました。
「泣ける曲」

沢田知可子「会いたい」



高校生の頃の想い出って、淡くて、はかなくて、
それでも当時はいっぱしのつもりでいたのがなんだかおかしくて。
もう、何度聴いてもズルズルです。(ゆうこ 30代)


オフコ-ス「さよなら」



「君が小さく見える」
意味が違うのですが、その時の彼女が身長150センチだったので
よけいに、曲と重ねていました。(健 40代)




キロロ 「未来へ」

泣けるというより「じん」とくる曲なんですけど。
同じように母に反発して、心配かけていたから、共感するところが多くて。
自分が親になったとき、初めてわかるんですね。(ありさ 30代)


このへんで、「泣ける」といわれて、悲しいことを連想する人、
「切ないこと」を思い出す人に分かれることがわかりました。

「悲しい」には、「失恋」「誰かが亡くなった」「離ればなれになった」と
物理的に切り離された歌詞に対して、「悲しい」気持ちになるようです。

一方「切ない」は、男女間において、過去の過ちに対する償いの気持ち、
時間と共に美化されていく記憶に対する非現実的な願望、そして
メロディラインに依存する感情移入が、見えてきました。
なんだか、話が堅くなってきましたね。
分析したつもりでも、十人十色。
かならずしも全てがあてはまるわけではありません。

あなたの「泣ける曲」はなんですか。

2007年1 月31日 (水) カテゴリー: My Play List | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)

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